Share Pointのユーザ利用状況を調べるには、標準機能で”利用状況の分析処理”という機能があります。
(微妙な不具合が多いようですが。。。)
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc263250.aspx
また、SharePoint Designer2007でも利用状況を見れます。
http://office.microsoft.com/ja-jp/sharepointdesigner/HA101741361041.aspx?pid=CH100667731041
しかし、「サブサイトAのヒット数から、特定の人(サイト管理者やコンテンツ編集者)のアクセス数を除外した値が欲しい。」
など、小回りの利く分析機能が必要な場合、いっその事IISログから要件に応じて集計するのも良いかと思います。忘れがちですが、SharePointはIISで動くWebアプリケーションです。よって、IISログから色々なユーザ利用動向が分かります。
そんな中、以下のドキュメントがリリースされました。
Log Parserを使って、IISログからユーザー動向などを調べるノウハウです。
Analyzing Microsoft SharePoint Products and Technologies Usage
Log Parserは開発経験が無くても取り組み易く、色々と小回りが利きますので便利です。
また、Log ParserによるIISログの解析はSharePointだけの話では無いので、国内でもネット上にノウハウが沢山あります。
■Log Parserを使ったIISログ解析の基礎を知りたい方
http://codezine.jp/article/detail/541
などなど、Log Parser日本語版があるのも素敵です。
実のところ、私はLog Parserに取り組み始めたのは先月からです(笑)
こんな感じで作ってたりします。MOSSDOM1ドメインでAdministrator以外の人がpdfファイルを開いた回数。(1時間単位)
(整合性は確認中ですが。。。)
SELECT
date,
QUANTIZE(time, 3600) AS Hour,
sc-status AS Status,
COUNT(*) AS hit
FROM
ex*.log
WHERE
cs-uri-stem like ‘%.pdf’
and
cs-method = ‘GET’
and
sc-status = 200
and
cs-username <> ‘MOSSDOM1¥Administrator’
GROUP BY
date,
Hour,
sc-status
上記をテキストエディタなどへ書き出し、moss.sqlなど適当にファイル名を付けて保存し、Log Parserのコマンドラインからfile:オプションで読ませます。
コマンド画面でSQL文を長々と書くのは好きでは無いので、上記のようにSQL文はテキストファイルに分けて作っています。
などなど、IISログの解析結果をCSV出力し、OS標準のパフォーマンスログを使ってCPU使用率をCSVへ吐き出したデータをエクセル上で組み合わせると
の、ようにアクセス数とCPU使用率を連携させたレポートが出来ますね。あ、上の図は実データではありません。イメージってトコで。
ちゃんと綺麗に作った細かい実データもありますが、さすがにネット上に出す訳には。。。
■その他参考サイト
以外と奥が深い?エクセルのグラフ作成手順
http://www.eurus.dti.ne.jp/~yoneyama/Excel/graph_menu.htm
GMT時刻でIISログを出してますので、エクセル上で+TIME(9,0,0)にて9時間を足してしまう私は甘い。。。
コメントを残す