SharePointでの性能テスト(負荷テスト)のツールを再考中の私です。
で、調べたらWCATがVer6.3になっていました。
う~ん、去年、一番忙しい時期にリリースされてましたな。。。全然、気が付きませんでした。
WCAT6.3は、無償でありながらも、負荷を制御するマシンと、実際に負荷をかけるマシンを分けられるのが素敵です。MOSSをNTLMで構築している場合は、ちょっと使えるかも。。。
■基本を押さえる
以下のサイトで、WCAT6.3のインストール手順や使い方などを奥主さんがWebcastで紹介しています。日本語万歳!MS社のエバンジェリスト、奥主さんに大感謝です!!
http://www.microsoft.com/japan/technet/community/events/dojo/online/self/7.mspx
http://www.microsoft.com/japan/technet/community/events/dojo/online/self/7-1.mspx
■ちょっと踏み込む
奥主さんのサイトで基本を押さえた後、WCAT6.3付属のマニュアル(英文59ページ)を読む前に、チェックしておきたいサイトを紹介します。コントローラとクライアントを分ける場合に参考になりました。
http://www.galcho.com/articles/StressTestingWCAT.aspx
って、英語サイトですが。。。基本的にSharePointと同様、WCAT6.3も使いこなす為には、英語を避けては通れないようです(笑)
■実験開始
WCAT6.3には、HTTPリクエストを自動作成してくれる機能はありません。手動で作る手間がかかります。無償なので文句は言えませんな。。。
付属のマニュアルを参照し、home.ubrに以下の記述を行い実行。この時、SharePointはNTLM認証構成です。
ユーザ名:user1
パスワード:Pass1234!
の場合
request
{
url="/Pages/default.aspx";
statuscode = 401;
}
request
{
url="/Pages/default.aspx";
authentication = ntlm;
username = "user1";
password = "Pass1234!";
statuscode = 200;
}
IISのアクセスログとイベントログのセキュリティを見たところ、ちゃんと認証されたようです。
ただ、GET毎にこれを手動で作成する。。。う~ん、厳しい。言わずもがなですが、MOSSの操作をシュミレートする場合、上記の1リクエストだけでは無いですからね。。。奥主さんが紹介しているように、Log Parserを使ってIISログから作り込めないか?と、考え中です。
■関連記事
■その他、参考サイト
①HP社ドキュメント
http://h20271.www2.hp.com/ERC/downloads/4AA2-2938ENW.pdf
さすがHP社さん、かなりマニアックです。
②その他
以下のサイトのやり取りが参考になりました。
http://forums.iis.net/p/1147721/1862565.aspx
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