今更ですが、SP1ネタです。
今現在、MOSSを新規に構築する場合は、SP1とインフラストラクチャ更新プログラムを適用してからサイトを構築し始めます。しかし、SP1がリリースされる前に構築したMOSSについては、運用中である事からSP1適用は慎重に行う必要がありますね。
って、事で備忘的に投稿。
MOSSのSP1はexeファイルを叩けばOK。と、いう単純な作業ではありません。色々とお約束事、お作法があります。
また、簡単にロールバックも出来ないので事前の調査、作業計画、作業チェックシート作成など、全体工数は高くなります。(適当にやる人もいるかもしれませんが。。。)
まずは手順書の入手ですね。SP1出たばっかりの時は英語版しかありませんでした。しかし、今は丁寧な日本語版がありますので、ありがたく熟読します。
■適用手順
http://technet.microsoft.com/ja-jp/office/sharepointserver/cc952469.aspx
上記のサイトから、以下のドキュメントをDLします。
「Microsoft Office SharePoint Server 2007 自習書 更新プログラム適用手順」
http://www.microsoft.com/japan/office/2007/sp1/default.mspx
上記サイトの「2007 Microsoft Office system Service Pack 1 のホワイトペーパー」の項目
手順書を見ると、MOSSのSP1を適用する前にSharePoint Services3.0のSP1を適用する作業が必要です。
また、ファームのバージョンも当然ながら上がりますので、stsadm -o backupで取得したバックアップファイルは、SP1適用後にリストアしようとしても「ファームのバージョンが違います」と怒られて復元されないと思われます(未検証ですが)。ですので、SP1適用前にはSQLバックアップは必須ですね。また、サードベンダー製のWebパーツの復元方法(再インストール手順など)も、確立しておく必要があります。
■改修点
運用中のMOSSにSP1を適用する場合「なぜSP1を適用する必要があるか?」という説明が必要ですね。「MS社さんからSP1適用した方がいいよ。って言われたので」という回答は誰にでも出来ますので、改修されたポイントを洗い出す必要があるかと思います。
いつの間にか、改修ポイントが日本語化されていましたので、ご紹介。
Windows SharePoint Services 3.0 Service Pack 1 で修正される Windows SharePoint Services 3.0 の問題について
http://support.microsoft.com/kb/942388/
2007 Microsoft Office Servers Service Pack 1 で修正される SharePoint Server 2007 の問題について
http://support.microsoft.com/kb/942390/
Windows SharePoint Services 3.0 インフラストラクチャ更新プログラムで修正される Windows SharePoint Services 3.0 の問題
http://support.microsoft.com/kb/953749/
Microsoft Office サーバーの Microsoft Office サーバー製品インフラストラクチャ更新プログラムで修正される問題
http://support.microsoft.com/kb/953750/
MOSSは.NET Framework上で動くので、.NET FrameworkのSP1もご紹介。今まで「SharePointの不具合だと思っていたら、.NET Framework起因だった」という障害もありましたので要注意です。あ。。。IIS,OSのパッチもチェックせねば。。。
.NET Framework 2.0 Service Pack 1 で修正される問題
http://support.microsoft.com/kb/945757/ja
.NET Framework 3.0 Service Pack 1 で修正される問題
http://support.microsoft.com/kb/945826/ja
変更内容と .NET Framework 3.5 Service Pack 1 で修正された問題の一覧
http://support.microsoft.com/kb/951847/ja
■気になる改修箇所
個人的に気になる改修箇所をご紹介(他にも沢山ありますが。。。)
・MSSearch.exe プロセスのメモリ使用量が約 2 GB に達するまで、メモリ使用量が増加します。その後、クエリ サーバーにより、SharePoint Server 2007 アプリケーション プールからのクエリ サーバー自身の削除が開始されます。
* マルチプロセッサ コンピュータで、複数のユーザーが同時にリスト アイテムに対して操作を実行するとデッドロックが発生することがある
*クエリ サーバーの処理速度が低下する、またはクエリ サーバーが停止する
・Windows SharePo int Services 3.0 インフラストラクチャ更新プログラムでは、この他に以下の問題が修正されます。
Micro soft SQL Server でさまざまなデッドロックが発生します。